覆面調査のバイトの実態について
お客さんに扮して入店することが仕事ですが、調査をしてないというフリをして、調査をするというのが、このバイトの本質的な意味です。
調査の内容はさまざまで、客として、飲食店を利用したり、マッサージを受けたりと色んなことをします。
なぜ、調査される側がこのような調査を求めるかというと、調査される店舗などがお客様の声をつかもうとしても、表面的なことしか分からない、むしろ逆のこととしか情報が得られないと気づいていて、それを是正するために、真のお客様の意見を知りたいと思っているからです。
お客さんは面と向かってクレームを言ってくることは少なく、日本人は特にですが、ほめ言葉も社交辞令ということも多いです。
それでは次の手をうつ材料がないので、覆面調査を使い、真のお客様の意見をつかむようにするのです。
お客様側としても、社交辞令だけでなく、正直な意見で、相手を改善するきっかけを与え、報酬までもらえます。
覆面調査員は割のいいバイトでありながら、店舗の質を上げることにも役立つ仕事です。